交通事故の現場に遭遇した際の対処法と安全確保の重要性

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車社会である日本では毎日のように交通事故が発生しているため、生活の中で大きな事故に遭遇してしまう可能性があります。事故現場に居合わせた際は適切な方法による人命救助が大切ですが、同時に自身の安全を確保することが重要です。

交通事故の現場の危険性を正しく学び、安全確保の重要性を理解することを努めましょう。

交通事故の現場に居合わせた際にやるべき事の詳細

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交通事故は殆どの場合、他の車両が行き来する公道で発生します。事故現場に居合わせた際は車両の内部や付近で昏倒している人を直ちに安全な場所に運ぶ必要がありますが、その一方で救助の際に自身が事故に巻き込まれる危険もあります。

そのため、事故現場の状況をよく観察して危険が無いのを判断することが大切です。特に車両から燃料が漏れているなど重大な二次災害が起きる危険が確認出来た場合は素人作業の救助は避けるのが無難です。また、近年になって普及している電気自動車は事故の衝撃で漏電を起こしている可能性があります。

感電する危険があるので、見た目に目立った損傷が無い場合であっても車両付近には近づかないのが賢明です。車両の大きさによっては救助中に車体が横転して自身が新たな被害者になる危険もあるので、絶対的な安全が確保出来る状況でなければ安易な救助活動は行わないように心がけます。

乗り合いバスのように被害者が多い事故現場では特に混乱が生じやすいので素人作業は避けるのが無難ですが、手伝いを頼まれた場合は素直に応じて協力するのが事態の早期な収束に繋がります。

交通事故の被害者に適した処置の方法

交通事故の被害者は全身に強い衝撃を受けているので、見た目以上に重大な怪我を負っている可能性があります。出血や骨折などの分かりやすい怪我をしていない状態であっても、体内の臓器に深刻なダメージが生じていることもあるので事故現場から移動させる際は注意が必要です。

被害者の意識が無い場合、人工呼吸やAEDを使って覚醒させることがありますが、交通事故に巻き込まれた人に対しては応急処置の方法を誤ると却って体を大きく傷つけてしまうことがあります。レスキュー隊など専門技術を持つ人が到着するまではうかつな素人作業は避け、被害者が他の車両に轢かれないように周囲の安全を確保することを優先します。

発煙筒や三角標識などのサインを使って事故が起きたことを周囲に知らせるのが新たな事故の発生を防ぐために必要な行為です。

交通量が多い道路上での事故に対処する方法

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交通量が多い道路で起きた交通事故の場合、被害者が新たな事故に巻き込まれる危険性が大きいのが問題です。特に高速道路では退避場所が無いことから、他の車両を避けるのが難しく事故に巻き込まれる危険性が高い傾向があります。

高速道路で事故に遭遇した場合は一般道路と同様に発煙筒などのサインを使って周囲に事故が起きたことをアピールすることが大切です。その際、自身の安全を確保出来る状況であることを確認する必要があります。また、スピードを上げて走行している車両は瞬く間に接近することから、出来るだけ目立つサインを提示して二次被害を防ぐことを心がけます。

警察や救急への連絡も速やかに行う他、車両のハザードランプを点灯させるなどの工夫も大切です。見晴らしが悪い場所では事故現場から離れた位置にサインを置くことで迅速なアピールが可能になります。

目撃した事故の状況を伝える際の注意点

交通事故に居合わせた場合、警察から事故の状況を聞かれることがあります。その際は自身で見た状況をそのまま素直に伝えることが大切です。あくまで第三者としての立場で交通事故が起きた際の状況だけを伝え、主観や憶測を付け足さないように心がけます。

また、事故の当事者には関わらないのも客観的な立場を守るための心得なので、怪我を負った人を救助する際も同情や共感は避けます。他の人の話と食い違いが生じても、話の内容を変えずにありのままを伝えるのがトラブルを避けるための心得です。

交通事故に巻き込まれないための安全確保の重要性

交通事故は自分自身が常に安全確認に努めていても相手側からの貰い事故に見舞われるリスクがあります。そのような場合、まずは自身の安全を確保することが最も重要です。事故に遭うと公道上で車両が停止してしまうので、他の車両が新たに衝突する可能性があります。

二次被害の拡大に繋がってしまうので、車両を動かせる状態であれば速やかに安全な場所に移動させるのが二次被害に巻き込まれないための心得です。車両を移動させる際は事故現場から離れ過ぎない他、ハザードランプやライトを点灯させて目立ちやすくすることを心がけます。

公道を走行する際は周囲の車両の状況にも気を配り、法定速度を遵守するのが事故防止の基本的な姿勢です。頻繁に車線変更を繰り返すなど動きに異常がみられる車両には近づかない他、路面の状態によっては法定速度より下回る速度まで減速させるなどの工夫が求められます。

走行中は車間距離を十分に取る他、路地裏など見晴らしが良くない道路を走るのは極力避けるのも事故のリスク軽減に繋がります。短距離の移動では自動車の使用を避けるなど、運転の回数を減らすのも事故の当事者にならない方法の一つです。

夜間の運転は日中よりも事故の当事者になる危険性が高いので、遮蔽物が無い道路でも減速に努め、周囲の状況は逐一確認するのが安全を確保する条件です。

交通事故の被害者が損害賠償請求できる損害項目

交通事故の現場で通報する際の注意点

交通事故の現場に居合わせた場合、目の前の状況に混乱して警察や救急への通報が遅れてしまうことがあります。その反面、慌てて何度も通報を繰り返してしまうケースもあることから、冷静になってから改めて通報を行うことが大切です。

事故を通報する際、現場の住所を正しく伝えるのが迅速に対処してもらうための条件になります。現場によっては住所や番地を記した標識が無いので具体的な説明が難しい問題がありますが、近くにある標識や電柱にある通し番号を伝えることで相手側が正しい場所を把握することが可能です。

山道など、電柱などの設備も無い場所での交通事故の場合は周囲の状況を出来るだけ正しく伝えることを心がけます。目印になる物や方角などを伝える他、携帯電話のGPS機能を利用して相手側に判別してもらう方法もあります。

通報を行うと警察の事情聴取を受けることがあるので、客観的に事故の状況を伝えることが大切です。